数秘術の神秘や 数秘術の歴史…
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数秘術は西洋占星術や易学などと並ぶ秘術の一つです。 日本ではあまり知られていませんが、古代から西洋諸国を中心に 綿々と伝えられ、愛され、尊重されてきています。 ピタゴラスの定理で有名な、あのピタゴラスが一般的には 創始者とされていますが、実はそのずっと以前の中国やエジプトなどで 使われていたという証拠もあるほど、その始まりは遠い昔に遡ります。 人間もそうですが、この宇宙のすべては数字に置き換えることによって そこに隠された真実が明かされると考え信じる数秘術は、 渾沌としてつかみがたい真実を知りたいと思う人に 自分の人生の真の目的を知りたいと思う人に 本当の自分を探し求めている人に 多くの真実と導きを与えてくれる道具なのです。 一般的にはピタゴラスが数秘術の『父』として知られていますが、その数千年前の中国、ギリシャ、ローマ、エギプトで数秘術が使われていたことを示す証拠も存在します。当時は許された者にだけ口頭でその情報が伝えられていま した。 ピタゴラスの定理で有名なピタゴラスは、紀元前6世紀の南イタリアに生きた哲学者、数学者で、その教えからピタゴラス派と呼ばれる哲学・宗教運動が生まれ、神聖ローマ帝国全域に広がりました。 ピタゴラスは『現実は数学的』であり『数字には意味がある』と信じたのですが、数秘術もその信念に基づいています。 ピタゴラスの教えはプラトンが引き継ぎ、さらにユダヤ教のカバラの書物によって補強され、そしてルネッサンス期には一大ブームとなりました。そしてそのブームは近年再来し、アメリカ、ヨーロッパ全土で脚光を浴びています。 言葉や文字がそれぞれ独特の意味やエネルギーを持っているように 1つ1つの数字もまたそれぞれ意味や波動、 エネルギーや影響力を 持っています。 たとえば生年月日は、誰もが持っている大切な数字の一つです。 『私はなぜ、この年のこの月のこの日に生まれたのだろう?』 そんな疑問がふと、心をよぎったことはありませんか? それはきっと魂からのメッセージ。 あなたに必要な多くの手がかりがそこにこめられていると あなたの魂があなたに伝えようとしたのかもしれません。 数秘術では0から9までの数字を基本要素と考えます。 それ以上のすべての数字を成り立たせるこの10個の数字が 真実を読み取る手がかりとなるわけです。
生年月日もそうですが、たとえばあなたの住所や電話番号、 通帳や保険証の番号など、あなたを取り巻くさまざまな数字の中に ひょっとしたら、あなたへの 大切なメッセージが込められているかもしれません。 ふと見たデジタル時計が示す数字、切符の番号、順番待ちの数字.......... 私たちは実は日々刻々と数字という形で たくさんの手がかりをやヒントを与えられています。 それを見のがす手は、ありませんよね! |